「病院の規模や業務内容はどうなんだろう?」
「忙しいのかな?離島ナースでも休み希望とかはいいの?」
「離島ならではの医療経験とかあるのかな?」
わかります。
離島ナースに行くにあたり不安な点が多いですよね。
今回はそんな悩みを解決したいと思います。
- 離島ナースで勤務した病院の規模や業務内容はどんな感じだった?
- 離島ナースでも休み希望は入れられるの?
- 離島ならではの医療体験ができる
- まとめ
フィン
<プロフィール>
- NAMINORI MENS NURSEのブログを運営
- 離島ナース兼ブロガー
- 離島ナースをメインにブログ、SNSで発信中
離島ナースで勤務した病院の規模や業務内容はどんな感じだった?
離島での病院規模
離島での病院規模や業務内容はどんな感じだったの?
基本的に病院の流れは普通の病院と同じです。
離島だから何かが違うといったこともないです。
- 病床数は255床
- HCU、内科、外科病棟、24時間救急受け入れ可能。地域包括病棟、療養病棟あり
- 看護師配置人数は10対1
- 医師は研修医が多い。常勤医も在籍している
- MRI、CT、XP等は全て揃っている
- 手術室、透析施設あり
離島でこれだけの医療設備が整っているのはすごいですね。
病床数も200床と多いですね。
総合病院に近い機能を持っているので、患者さん達は安心です。
離島でこれだけの医療設備を持てているのは素晴らしい事だし、働く側も安心して働けます。
離島に行く前は色々不便なことが多いのでは?と思っていたのが率直な思いです。
業務内容
- 急性期内科で37床
- 勤務は2交代制(08:30~17:00) (16:30~9:00)
- 急性期なので入院、点滴変更、検査が連日あり
- 日曜は落ち着いている
- 残業はほとんどない
急性期の内科なので色々な疾患の患者様が入ってくるので、ある程度の疾患の知識があると仕事で役に立つと思います。
ここで特に強調したいのは残業がほとんどないことです。
みんなで定時に上がるといった雰囲気が出来上がっている病棟です。
残業がないのは魅力的ですね!
でも忙しすぎて雰囲気悪そうな気がする。
そんなことなかったです!忙しいけど雰囲気や人間関係は良すぎました。
臨時入院が来ても、みんなで終わらせよう!という雰囲気があるのでとても楽しく働けました。
そんな病院があるんですね。
正直今のところは残業・人間関係最悪で。。。
看護師の職場はそういった所が多いと思います。
僕も離島に行く前の病院では残業が当たり前の病院だったので、こちらに来たときは残業が少なく本当に驚きました。
アフターファイブって体験出来るんだ!と本気で思いました。
急性期なので日々忙しいのは当たり前だと思います。
そこにしっかりとみんなで助け合える雰囲気があるか?だと思うので、その雰囲気があったから働きやすく、ストレスフリーな離島ナースが経験できたと思います。
患者様はどんな方が多かった?
実際の患者様はどんな方が多かったのでしょうか?
超高齢者の方が多かったです。
その時の部屋(6床で1部屋)が平均年齢100歳なこともありました。
沖縄、奄美群島などの高齢者は長寿と言われていて100歳超えている方が多いです。
それでも日常生活は自立し、自分で排泄・食事が出来る方も多いです。
疾患はそれぞれ色々ありますが、内科系の一般的な疾患(肺炎・尿路感染症)が多かったです。
そうなんですね。100歳の方が多いのはすごいことですね。
そうですね。
その100歳の方がいた部屋では、島語がすごかったです。
「はげー」とか独特の言葉が多く聞き取れないことが多々ありました。
ちなみに「はげー」は「驚く」とかの意味だそうです。
入院患者様は基本的にみんな本当に島人だなって方が多いです。話していても面白いし、千葉から来たって伝えると色々と興味を持ってくれたりしていました。
みなさん入院しているにも関わらず笑顔魅せてくれたりするので、心の底から「いい看護を提供したい」って思える環境です。
離島ナースでも休み希望は入れられるの?
離島ナースでも休み希望って入れられるの?
休み希望は可能ですが、病棟により違うので確認することをオススメします。
僕がいた病棟は休み希望4-5回くらいが可能でした。
どこでもそうですが、常識範囲内での休み希望なら可能です。
休み希望はしっかりとれるし、離島ナース同士で休みを合わせて出掛けるといったとこともできます。
余談ですが夜勤の回数も月5-6回くらいでした。
5-6回なら大丈夫!といった人も多いのではないかと思います。
夜勤は離島ナースの必須条件です。
離島ならでは医療体験ができる
離島ならではの医療体験とかありますか?
印象に残っている3つです。
・輸血がすぐに届かない
・血液培養検査が台風の影響で出せない
・患者様が容態悪化しても家族がすぐに来れないことがある
輸血はすぐに届かないことが多く、本土から空輸で来るので1~2日かかるときがあります。
1-2日かかるときもあるんですね。離島ならでですね。
ありますね。他にもこんな体験がありました。
ある日、患者が発熱。検査のため先生が血液培養検査を行おうとしました。
しかし「台風が近くにあって風の影響で飛行機が飛ばないので出せないです」といった事もありました。
いままで、当たり前のように出来ない環境のあるんだと思いました。
さらに、患者様が容態悪化があっても、本人は奄美に住んでいる。でも家族は、本土に住んでいてすぐには行けないといったこともあります。
家族が遠方に在住のためキーパーソンが友人、近所の人とかもあったりしたので離島ならではのことだなと思いました。
まとめ
- 離島でも総合病院並みの医療が出来る場所があり、24時間帯体制
- 看護師業務は忙しいけど、雰囲気・人間関係は良い
- 残業はほとんどないが、検査や入院などが日々多い
- 患者様は超高齢者の方が多い
- 休み希望は離島ナースでも希望は出せる
- 離島ならではの医療体験もたくさん経験できる
離島では様々な経験が体験できます。
今回の記事が少しでも、離島ナースへ行くきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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