看護師の働き方も多様化してきている中でトラベルナースへの興味がある人、経験したいみたい看護師が多いです。
- トラベルナースって最近話題になっているけど、どんな働き方なのかな?
- メリット・デメリットが知りたいし、経験年数とかあるのかな?
今回は話題の「トラベルナース」について、働き方やメリット・デメリットをご紹介します。
- トラベルナースを簡単にまとめてみました
- トラベルナースのメリット・デメリット
- こんな人におススメしたい理由
- 離島ナースとトラベルナースが同じ理由
- 必要な経験年数やスキルは関係ない
- 今秋「トラベルナース」を舞台にしたドラマが始まる
- おすすめ求人サイト
フィン
<プロフィール>
- NAMINORI MENS NURSEのブログを運営
- 離島ナース兼ブロガー
- 離島ナースをメインにブログ、SNSで発信中
トラベルナースを簡単にまとめてみました
トラベルナース(応援ナースも同意義)とは「期間限定で就業するフリーランス看護師」のことです。
- 場所は離島や僻地の病院や施設(都市圏の応援ナースもある)
- 期間は最短3ヶ月もしくは6ヶ月~就業が可能
- 更新制でほとんどの人が半年~1年働いている
- 人手不足の地域に看護師を充足させるシステム
- 派遣会社によるが高給与なことが多い
医療最先端国のアメリカ合衆国では、既に25年の実績がありトラベルナース人口は約40万人。
アメリカの全看護師人口の10%を占めているそうです。
日本ではあまり進んでいない働き方ですね。1つの病院でずっと働くことが当たり前になっている気がする。
日本では離島や僻地医療の看護師不足を解消するための制度だと思います。
近年はトラベルナースを作っているグループもあるので、これから更に需要が増加すると思います。
トラベルナースのメリット・デメリット
トラベルナースのメリット3選
高給与が望める
一番のメリットは「高給与」が望めることだと思います。
派遣会社にもよると思いますが、月収40~50万円を稼げる場所もあり、普通の病院やクリニック勤務で月収25~30万程なので、かなり魅力的な求人になってます。
期間限定なので精神的に安定
派遣期間が最短3ヶ月~6ヶ月の期間限定で働けるので「精神的」に負担が少ないです。
派遣先が合わなければ期間終了後すぐに辞めることもできます。
さらに、委員会やリーダー業務もやらなくていいので「業務」のみに集中して働くことができます。
もちろん気に入れば延長も出来るので、魅力的な働き方の1つです。
社宅を用意してくれる
派遣会社や病院によると思いますが、社宅は用意してくれてます。
もちろん家電(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、電子レンジ)も備え付きなので、最低スーツケース1つで移動が可能です。
移動費用も出してくれる会社もあるので大きな負担が少ないです。
トラベルナースのデメリット3選
職場は忙しいのが当たり前
離島や僻地の医療への支援がほとんどなので、忙しい職場が当たり前です。
実際僕の行った病院も昼夜問わず入院、検査、処置と日々忙しく働いてました。
人数が少ないのは「当たり前」なので注意が必要です。
キャリアアップにはあまり向かない
トラベルナースはキャリアアップにはあまり向かないです。
病院側は即戦力前提で受けているので、研修を受けたり、スキルアップを目指す人にはあまり向いていないです。
即戦力で働ける人を求めているので、キャリアアップにはあまり向いていないです。
ボーナス支給はない
一般的なトラベルナースだと「ボーナス支給」はありません。
その分を月給に含まれている感じだと思います。
ただ、最初にご紹介した「結の島ナース」や「RIKAjob」だと月収、ボーナスともに現地の方と同じです。
紹介場所により様々だと思いますが、基本的にボーナス支給はないです。
こんな人が向いている
- アクティブで好奇心旺盛で人見知りをしない
- 色々な場所で経験を積みたいと思っている
- 新しい事への挑戦が好きで、楽しむことができる
- 環境を変えたいと思い、行動力がある
特に「行動力」のある看護師は、かなりメリットが多いです。
慣れない環境へ働きへ行くので、様々なことに対応しなければいけません。これが全てではないと思いますが、少しでも行きたい気持ちがあるなら後悔する前に行くべきです。
離島ナース、トラベルナースが同じ理由
どちらも「離島や僻地の看護師不足のところに支援にいく」だからです。
トラベルナースの場合は、都市圏応援ナースもありますが、医療の届かないところや看護師不足の地域に看護師を派遣するといった面では、離島ナースもトラベルナースも同じです。
給与面では様々な待遇差があると思うので、自分が何を重視するのかを考えるの大事です。
必要な経験年数やスキルはない
必要なスキルや経験年数はありません。
基本的には人材不測の離島や僻地にトラベルナースとして行くので、即戦力が求められます。
さらにリーダー業務もできるようになってから行くと、自分自身の安心にも繋がるのでおすすめです。
今秋トラベルナースを舞台にしたドラマが始まる
2022年10月から「ザ・トラベルナース」の連続ドラマが始まります。
ドラマの主人公はアメリカで看護師(NP)をしていた。その後日本へ帰国し看護師の待遇、病棟、人間関係を描いたドラマです。
同時期に入職した「ベテラン何でも看護師」とともに、同僚や職場環境を変えていくストーリーです。
今回は看護師に焦点を当てたドラマなので、僕自身も非常に興味があります。
このドラマを通して、色々な看護師の働き方があるということを知ってほしいですね。
トラベルナースのまとめ
今回はトラベルナースをまとめました。
- メリットは3つで、高給与・短期間・家具家電社宅付きで働ける
- デメリットは、キャリアアップ向かない・忙しい日々・ボーナスがない
- 離島や僻地にも求人がある
- 必要なスキルや経験はない
トラベルナースは応援ナースと同意義です。
私は離島での経験がありますが、とても素晴らしい体験ができました。
この機会に是非トラベルナースで期間限定で働いてみませんか?
結の島ナースプロジェクト
奄美群島の看護師派遣プロジェクトです。
満足度が高く、リピーターも多い離島応援ナースです。
メールでお問い合わせ可能です。
ナースパワー
ナースパワーは大手の看護師転職サイトです。
現在3800名以上の方が参加し、リピーターは2700名。
満足度も非常に高い離島応援求人となっています。
RIKA job
NPO法人「ジャパンハート」が運営する団体です。
離島や僻地に看護師を派遣しています。
長い看護師人生1年や半年離島や僻地医療に貢献して
みませんか?