
離島応援ナースへ行きたいけど、どのサイト使えばいいのかな?
離島応援ナースの求人は【ナースパワー】のみかと思っていました。
調べていくと【結の島ナースプロジェクト】を見つけて、すぐに応募しました。



僕自身もたくさん調べました。今回は僕が実際に行った離島応援ナースの1つ「結の島ナース」を詳しく解説していきたいと思います。
以前の離島応援ナース記事の際に、触れた内容なので被る部分も多いと思います。
その中でも僕の体験談を含めながら、お伝えします。
<プロフィール>
- 看護師7年目の20代現役ナース
- 離島応援ナース経験あり
- 急性期総合病院→離島応援ナース→派遣ナース→一般病院
- 波乗りメンズナース運営者で主に離島応援ナースを発信
離島応援ナースとは?



そもそも離島応援ナースってなんだろう?



離島応援ナースは医療が届きにくい【日本の離島】へ行き、看護師として医療支援することです。
離島応援ナースは日本各地の離島へ看護師として働きにいくことです。
主な求人は沖縄方面の離島が多いです。
概要はこちらで解説しているので是非ご覧ください。


結の島ナースとは?
結の島ナースとは【奄美群島の看護師支援プロジェクト】です。
鹿児島県の奄美群島(屋久島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)へ、
看護師を派遣しているプロジェクトです。
それぞれの島へ看護師を派遣しているプロジェクトです。
主に徳洲会系列が多いです。
勤務条件、いつから働けるの?
勤務条件
勤務条件は臨床経験3年目以上で、期間は3か月以上となります。
離島応援ナースなので、最低限の経験と知識がないと難しいですね。
僕は5年目で行ったのですが、業務上大きく困ることはなかったです。
むしろ5年の経験があって良かったと思いました。
3年目~5年目はリーダーも取れるようになり、視野が広くなってくる時期だと思います。
そんな時に離島応援ナースとして、離島医療を経験出来て良かったです。
いつから働けるのか?
結の島ナース事務局のサイトでは1か月前にはエントリーして欲しいそうです。
そこからになるので最短1ケ月~2ケ月で離島で働くことができると思います。
僕の場合4月から働きたくて、12月に相談して3月後半に移動して働き始めました。
あまり急になると自分が行きたい島へ行けなくなる可能性もあります。
余裕のある人は早めの連絡をし対応するのがおすすめです。
赴任費用・引っ越し



離島応援ナースへ行きたいけど、引っ越しとか赴任費用は出るのかな?



赴任費用は出ます。引っ越しも大きな荷物がなければ、そこまで大変ではないです。
赴任費用
赴任費用は支給してくれます。
6ヶ月以上の勤務の場合
- 北海道・東北・北信越→15万円
- 関東・東海・関西・中国→12万円
- 四国・九州→8万円
上記は6ヶ月勤務の場合の上限金額です。
- 赴任施設までのチケット代金、荷物の配送料・車の輸送費を含めた金額。
- 事前清算で、入職後に領収書を持参して清算されます。



赴任費用以内に収まるのか不安です。



荷物の量や車を持っていくかにもよりますが、僕は車+荷物で十分赴任費用内に収まりました。
僕の一番大きな荷物は車でした。
どうやって運ぶか悩んでいたときに、結の島担当のHさんが一番良い輸送会社を教えてくれました。
トップページ – 奄美群島 車両輸送のアイランデクス (car-amami.com)
奄美アイランデクスのおかげで、安く輸送することができました。
荷物はヤマト宅急便で3箱分送りました。


家賃・社会保険・給料
家賃



家賃5000円って安すぎませんか。。。



僕もびっくりしました。同時に、この制度のおかげで関東に家を残して離島に来ることができました。
こんなに魅力的な家賃はないですよね。
僕はこのおかげで、関東に家を残し離島へ来ることができました。家賃の負担は生活費の中で一番かかるものですので、とても助かりました。
注意としては
社会保険
社会保険は病院と直接契約なので、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金全て加入できます。
住民税は恐らく各個人で払うことになると思います。
僕の場合3月に退職→4月から離島応援ナースだったので、6月に住民税の納付書が送られてきました。
そこから1年分の住民税を支払いました。
給料



給料はどうなのかな?生活できるくらい貰えるの?



ばっちり貰えます。僕はしっかりと貯金もでき余裕のある生活をすることができました。
結の島公式サイトによると、基本給201.000円~となっています。
そこに様々な諸手当があるといった感じです。あとは経験年数等を考慮し、給料が決まると思います。
断言できるのは、生活は普通にできます。ただ現地での雇用なので高給料は望めません。
普通に生活するには、困らないと思います。
離島での経済事情を詳しくまとめた記事はこちら⇩


転職までの流れ
行きたい島や自分が気になるところを選びます。
勤務開始日や移動日の調整をしていきます。メールでやりとりします。
履歴書、看護師免許のコピーを郵送で送ります。
採用確定したら、移動日などを決めます。
到着日は担当者が空港まで迎えに来てくれます。
入職時健診と看護部長と面談し、勤務開始となります。
結の島ナースのまとめ
結の島ナースをまとめると以下のようになります。
- 結の島ナースは奄美群島をメインとしたプロジェクト。
- 勤務希望(いつ移動して、いつから働けるか)は自分で決められる。
- 赴任、帰任費用は支給あり。(上限あり)
- 家賃は5000円/月(12か月まで)
- 現地雇用のため派遣ではない。
- ボーナスの支給あり。
- 社会保険は全て加入できる。



正直ここまで環境が揃ってる場所はないと思います。人もご飯もアクティビティも全てが最高な環境です。
実際に行ってみてどうだった?



一言で言うと最高でした!!!行って後悔はなかったです。
実際【結の島ナース】を利用して半年行きましたが、毎日が楽しすぎて素晴らしい日々でした。
病棟では人間関係良好で、みなさん暖かく迎えて様々なことを丁寧に教えてくださりました。
仕事内容は内科急性期病棟での勤務だったため、忙しい日々を過ごしていたのですが
病棟の雰囲気が良かったので全くストレスを感じませんでした。
【忙しくなる=雰囲気が悪くなる】
自分はこんなイメージを離島へ行く前に持っていました。でも全く逆で忙しいけど、みんなで終わらせようといった雰囲気が溢れていました。
こんな病棟がもっと増えてくれたら、働きやすいなと思います。
プライベートでは同じ結の島ナース同士で休みのたびに遊びへ行き、夜は飲み会を開いたりして楽しく離島応援ナースを過ごすことができました。
離島には都会にはない魅力がたくさん溢れています。
自分がいままで気づけなかったことやいつも何気なく使っている物などの有難みがわかるようになりました。
環境を変えるのは勇気がいることですが、20代で離島応援ナースを経験できてよかったと思っています。
是非、結の島ナースを利用して離島応援ナースへ行ってみてはいかがですか?


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